■山岡ひかるさんの絵本 |
1967年愛知県生まれ。三重県四日市市にある子どもの本の専門店メリーゴーランドが主催する「絵本塾」で創作絵本にとりくみ、2000年にデビュー。絵本に『おやすみ時計』『おかし・な・ごはん』『えんぴつはかせ』(いずれも偕成社)、『きみのえほん』(文溪堂)などがある。 (『おかあさんのパンツ2』絵本館 著者紹介参照) |
『おかあさんのパンツ』 |
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わたしの小さい可愛いパンツ、 おかあさんがはいたら、 どんな模様? あの模様が、この模様になるなんて!
貼り絵でしゃっきり描かれた、たてのびよこのび模様の絶妙なバランスが抱腹絶倒。 パンツとさりげなくあわせた女の子のリボンも、見返しの模様も、お洒落さん。 明快な絵で読み聞かせにも、愛らしいサイズで一人読みにも、ひっぱりだこになっちゃそう。
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おしりにポッチリ さくらんぼのパンツ。 おかあさんがはいたら、 ・・・
わたしの小さなパンツを、もしもおかあさんが大きなおしりではいたなら、可愛い模様はどうなった? まろやかで愛らしいラインの貼り絵の後ろパンツ姿が、ふりふりと明るい笑いをふりまく絵本。 なんといっても、大手を振って明るく読める(?)パンツの絵本というのが、子どもたちに大受けで、しかもおかあさんがわたしのパンツを無理矢理(?)はいちゃうというのが、トドメのよう。こんな楽しい芸(?)を何度も披露してくれるお母さん、なかなかいないもんね(笑)。 あの模様が、こうなるんだ、なんて、ページをめくるたび、びっくりしたり、納得したり、なるほどなんてうなったり。 すっきりした可愛いデザインも、明るい色使いも、メリハリのあるレイアウトも、ノリのいいテキストも、見ていて元気が出てくる感じです。 ありそでなさそで、くすっとしちゃうお茶目なオチも、親子ともににっこりしちゃいますよね。
もっともっと読みたいなと思ったら、続編の第2弾 『おかあさんのパンツ2』、第3弾『おかあさんのパンツ3』も出版されているのですって!
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『おかあさんのパンツ2』 山岡ひかる 絵本館 2005年
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もっともっと読みたい、「おかあさんのパンツ」。 この模様がでてきたら・・・あの模様になっちゃった! わくわく期待通りのお茶目なページ、最後はお約束のふふふのページ。絵本を閉じた後もあったかい気持ちの続く、楽しい絵本。
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『おかあさんのパンツ3』 山岡ひかる 絵本館 2007年
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今度はどんなパンツか、楽しみ楽しみ。 シリーズ最終巻ですって!
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