■佑学社 世界の民話シリーズ 全30(50)巻(企画)
(製作 アルティア社、現在品切れ) 

「世界的に有名なARTIA(チェコスロバキア)製作の、絵の美しさで定評のある、A4大判原色刷、デラックス版世界民話シリーズ」
「このシリーズは世界各国でそれぞれ自国語が発行され、Bedside Storyとして各家庭で愛読されています。」
とあります。(ハムリン社[英国]、・デント社[英国]ほか)
「1年3〜4点、10年間で約50点が出版」
される企画だった模様です。(実際に何巻まで発刊されたのか不明)
(世界の民話シリーズ『スラブの民話』佑学社 1976年 品切れ 表紙カバー見返し より)
定価当時2800円。格調高い文章と挿絵でつづられたたくさんの民話が、各冊200ページ前後おさめられていて、読み応えたっぷり。イラストは、カラーと白黒。豪華布張り表紙に、箔押し、表紙カバーつき。英語版、ドイツ語版、フランス語版など各国語版があるようです。

同じく佑学社発行の、世界の名作童話シリーズ『雨ひめさまと火おとこ』の表紙カバー裏見返しのコピーには、全30巻とありますが、実際に何巻まで発刊されたのか不明です。

「菊倍判 28.5×22cm 厚表紙布クロース装、箔押し、カバーつき」
↑この記述は、佑学社の「世界の名作童話シリーズ」のものですが、同じ大きさ、同じ体裁なので、部分的に「世界の民話シリーズ」にもあてはまると思われます。

もくじ
≫別頁 関連 ≫世界の名作バレー物語シリーズ(佑学社)世界の名作童話シリーズ(佑学社)
≫別頁 チェコスロバキア絵本シリーズ関連(当時) チェコスロバキア創作絵本シリーズ(佑学社)世界の絵本シリーズ1−5(岩崎書店)

 

もくじ***
佑学社 世界の民話シリーズ 全30巻(※現在品切れ)
制作 アルティア社(チェコスロバキア・・・※当時)

ボヘミアの民話
編 イルジー・ホラック
絵 イージー・ツルンカ 
訳 乾 侑美子
カラー、白黒 1976年 204p
≫ビーケーワン 
アフリカの民話
マリア・コソーバ 編
ウラディスラフ・スタノフスキー 編
カレル・タイシッヒ 絵
高山浩子 訳
未読
≫ビーケーワン

スラブの民話
編 オルドリッヒ・シロバッカ
編 ルドルフ・ルツィーク
絵 マーリア・ツェレプスカ 絵 
稲葉茂生 訳
カラー、白黒、200p 1976年
≫ビーケーワン 

 『ジプシーの民話
編 マリー・ボージーシュコバー
絵 ミーラ・ドレジェロバー 
山田順子 訳
1978年 232p カラー・白黒
≫ビーケーワン 

ロシアの民話
編 アルティア社
絵 ウラジミール・ブレホフスキー 
訳 武井曜子
1978年 208p カラー、白黒
≫ビーケーワン 

 『ペルシアの民話
ヤスロラフ・ティッチィ 編著
ルジック・マニャーセック 画 
乾 侑美子訳
1978年 188p カラー・白黒
≫ビーケーワン
動物の国の民話
編 アルティア社
絵 オタ・ヤネチェク 
訳 高橋ひろゆき
1979年 208p カラー、白黒
≫ビーケーワン
(※ここより以下↓のタイトルは、ビーケーワンで該当作品発見できず、実際に刊行されたかどうか不明)
スカンジナビアの民話
ヨゼフ・リースレル 絵
アメリカ・インディアンの民話
ミロスラフ・トゥロープ 絵
オーストラリアとオセアニアの民話
カレル・タイシック 絵
(※ここより以下↓は、『アラジンと魔法のランプ』(「世界の名作童話シリーズ」の一冊、佑学社 1978年2月 品切れ)表紙カバー裏見返しの「世界の民話シリーズ」一覧に記載のあった「1977年秋刊行」「以下続刊」のタイトルです。
逆に言うなら、『雨ひめさまと火おとこ』(』(「世界の名作童話シリーズ」の一冊、佑学社 1978年10月 品切れ)の表紙カバー裏見返しには、記載のないタイトルです。
ビーケーワンで該当作品が発見できず、実際に刊行されたかどうか不明です。)
1977年秋刊行
『風の語った民話』
絵 ルジェック・マニャーセック
以下続刊
『チベットの民話』
絵 エバ・ベドゥナージョバー

Tibetische Maerchen

アマゾン洋書でドイツ語版『Tibetische Maerchen (ハードカバー)』(Dausien Werner (1999/09) 207p)の画像を発見しました。クリックするとアマゾンにリンクしています。

『スペインの民話』
絵 ミハル・ロンベルグ
『中国の民話』
絵 エバ・ベドゥナージョバー

Chinesische Volksmaerchen

アマゾン洋書でドイツ語版『Chinesische Volksmaerchen (ハードカバー) 』(Dausien Werner (1999/01)、199p)の画像を発見しました。クリックするとアマゾンにリンクしています。

『フランスの民話』
絵 オタ・ヤネチェク

Franzoesische Maerchen


アマゾン洋書でドイツ語版『Franzoesische Maerchen(ハードカバー)』(Dausien Werner (1986/10)、225p)の画像を発見しました。
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『イギリスの民話』
絵 オタ・ヤネチェク

Englische Maerchen

アマゾン洋書でドイツ語版『Englische Maerchen (ハードカバー)』(Dausien Werner (1986/10)、212p)の画像を発見しました。著者についての情報記載がないので、画像の本がヤネチェクさんのイラストのものかどうか不明・・・。



もう少し詳しく・・・

タイトルなど 目次
 ボヘミアの民話
編 イルジー・ホラック
絵 イージー・ツルンカ 
訳 乾 侑美子
カラー、白黒
204p
『FOLK AND FAIRY TALES FROM BOHEMIA』
(c)1976 by Artia
Illustration (c) 1971 by Jiri Trnka's heirs, c/o DILIA, Prague
目次
旗ざお、ふとっちょ、大目玉
十二人の兄弟
利口な娘
三人兄弟
トビーと狼
ヤマアラシ
八つのゆで卵の話
賢い靴屋
豚飼い王子
賢い猟番
王子と猟犬
ヤンコと性悪のおひめさま
井戸の中の竜
王子と乞食
三人の欲ばり商人
金の羽の小鳥
知っていた男
粉ひき職人とコウノトリ
働き者の鍛冶屋
王さまの養い子
森の老人
利口なおひめさま
バイオリンと袋とトランプ
お抱え道化師
悪魔の外套
言うことをきかないおひめさま
魔法の帽子
王さまと庭師
幽霊の隠した宝
アフリカの民話
マリア・コソーバ 編
ウラディスラフ・スタノフスキー 編
カレル・タイシッヒ 絵
高山浩子 訳
未読

 スラブの民話
編 オルドリッヒ・シロバッカ
編 ルドルフ・ルツィーク
絵 マーリア・ツェレプスカ(ツェリプスカ) Maria Zelibska 絵 
稲葉茂生 訳
1976年
『SLAV TALES』
c)1971 by Artia
Illustration (c) 1971 by Maria Zelibska

表紙カバー裏見返しにさし絵画家紹介あり
「・・マリア・ツェリプスカはスロバキアの画家です。1913年に生まれ、プラハの応用美術学校に学びました。この『スラブの民話』の美しい挿絵で、ボローニャ国際児童図書展のグランプリをとっています。

目次
漁師と三人の息子(ポーランド)
唖の巻き毛ちゃん(スロバキア)
王子と三人の仲間(チェコ)
悪魔と羊飼い(チェコ)
王さまになった召使い(ポーランド)
物知りの仙人の金の髪(チェコ)
悪魔のようなお母さん(ルサシア−ポーランド)
十二月の神々(スロバキア)
雄猫パラウェイ(ロシア−ソ連)
水の妖精"ルサルカ"(ウクライナ−ソ連)
イワンとぶち馬(ロシア−ソ連)
魔法使い「オー」(ウクライナ)
コーリャと可愛いナターシャ(ロシア−ソ連)
鶏足イワン(白ロシア−ソ連)
頓知じいさんグレゴリイ(ウクライナ−ソ連)
死人の恩返し(プルガリア)
貧しい少年と賢いお姫さま(スロベニア−ユーゴスラビア)
九匹の狼兄弟(クロアチア−ユーゴスラビア)
賢い動物の恩返し(ブルガリア)
王さまと戦った利口な狐(マケドニア−ユーゴスラビア)
バルジフェースと間抜けな巨人(セルビア−ユーゴスラビア)
小さな金魚と羊飼い(スロベニア−ユーゴスラビア)
 ジプシーの民話
編 マリー・ボージーシュコバーM. Voriskova
絵 ミーラ・ドレジェロバー Mila Dolezelova
山田順子 訳
1978年
232p
カラー・白黒
『GYPSY FOLK TALES』
Printed by PZ Bratislava
(c)1966 by Artia

目次
ダントと七つの世界
竜のシャーカンが起こした騒ぎ
黒いメンドリ
オオカミ憑きのおひめさま
賢いジプシー
力持ちのジェパス
四人の兄弟
歌うバイオリン
ヤガバリ
氷の山のおひめさま
悪魔の土地
人喰い鬼の宝物
オリの剣
王さまの息子
美しい魔法使い

 ロシアの民話
編 アルティア社
絵 ウラジミール・ブレホフスキー V.Brehovszky 
訳 武井曜子
1978年
208p
カラー、白黒
『RUSSIAN FAIRY TALES』
V. Brehovszky
(c)1975 by Artia
Illustration (c) 1975 by V.Brehovszky

目次
イワン王子と草原の狼
牛の子イワンの物語
なまけ者のイエメリヤ
食いしんぼうの狐とクスマ・ニワカダイジン
十二人のミキタ
まぬけな狼
ナウム爺や
鷲王子
天国と地獄へ行ってきた兵隊の話
貧乏神
狐と鶴
熊のお嫁さん
木製の鷲
勇敢なイエルスラン・ラザーレヴィッチ
賢い兵士と三人の王女
輝く隼フィニスト
けちな百姓とりこうな作男
空飛ぶ船
ずる賢い狐
おんどりと魔法の石臼
金の鍵の勇姿ペーター
水の子イワンと水の子ミカエルの物語

 ペルシアの民話
ヤスロラフ・ティッチィ Jaroslav Tichý 編著
ルジック・マニャーセック Ludek Manasek 画
 乾 侑美子訳
1978年
188p
カラー・白黒
『PERSIAN FORK TALES』
(c)1970 by Artia, Praha
Illustration (c) 1970 by Ludek Manasek

Persische Maerchen


アマゾン洋書でドイツ語版
Persische Maerchen (ハードカバー)』
(Dausien Werner (2000/03)、180p)
の画像を発見しました。
邦訳と同じ表紙だと思われます。
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目次
魔法の燭台
おろかな農夫と三人の悪者
メロンむすめ
アリとふしぎな冒険
かしこい王さま
ばかなおかみさんの話
王さまと知恵くらべした鍛冶屋
にせ占い師
ビージャンと美しいおひめさま
ほんとうの友だち
エクバルのネコ
森の妖精と永遠の命
ヘビ王ゾハーク
猟師の息子
盗人の井戸
魔法の毛虫
けちんぼの靴の話
商人と息子
 動物の国の民話
編 アルティア社
絵 オタ・ヤネチェク 
訳 高橋ひろゆき
1979年
208p
カラー、白黒
『ANIMAL FAIRY TALES』
(c)1972 by Artia, Praha, Czechoslovakia
Illustrations (c) 1972 by Ota Janecek

目次
ロビンソン・クルーソーが十人
第一夜
第二夜
第三夜
第四夜
第五夜
第六夜
第七夜
第八夜
第九夜
第十夜
「五大陸サーカス」が、町に入る特別許可をもらうために、川っぷちの草原の丘でキャンプをはって待つことになりました。ところが翌朝目が覚めると周りが大水で湖のようになり、島流し状態に。水が引いて、団長が許可を持って町から帰ってくるまでの間、動物たちはたき火を囲んで、ひとりずつお話をしてすごしました、という物語が、本の大筋。
動物たちが過ごした各夜ごとに、動物たちが順番に語り継ぐ形式で、さまざまな動物の短いお話が、10話ずつ挿入されています。

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