■岩崎書店 世界の絵本
(1974年、1976年度発行を中心に・・・、現在品切れ)
 

1974年、1976年を中心に発行された、岩崎書店の世界の絵本シリーズの1−6は、アルティア社印刷製本の、チェコの絵本たちでした。26センチ×20センチ。
余談ですが、当時の岩崎書店のチェコの絵本には、アドルフ・ザブランスキイさんイラストの詩集、『まきばのうた』(R.クローク詩、中山知子詩)、『はる・なつ・あき・ふゆのうた』(R.クローク詩、藤田 圭雄詩)(ともに1972年、品切れ)がありました。
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≫別頁 チェコスロバキア絵本シリーズ関連(当時) ≫アドルフ・ザブランスキイさんの絵本(岩崎書店)*チェコスロバキア創作絵本シリーズ(佑学社)*ユーリー・シバルチークさんの絵本(小峰書店)

 

もくじ***
岩崎書店 世界の絵本1−6
(1974年、1976年発行を中心に・・・※現在品切れ)
印刷製本 アルティア社(チェコスロバキア・・・※当時)

『ぼーるさんどこへいったの』
竹田 裕子 文 バーツラフ・チュトゥブルテク ヨゼフ・パレチェック 絵 1974年
『たんけんごっこ』
竹田裕子 文 ヘレナ・ジェザーチョバー 作 ルドルフ・ルケシュ 絵 1974年
『チョウさんさようなら』
ミレナ・ルケショバー・文 竹田裕子・訳 ヤン・クドゥラーチェク・絵 1976年
『ちいさな青いとり』
竹田裕子・文 ヨゼフ・フラバチ・絵 1976年
『りこうなカラス』
赤松倭久子 文 ベラ・ヘインゾバー 絵 1976年
『白いこうま』
ラジスラフ・ドゥボルスキー・文 赤松倭久子・訳 カレル・フランタ・絵 1976年


***少し詳しく・・・
岩崎書店 世界の絵本1−6
(1974年、1976年発行を中心に・・・※現在品切れ)
印刷製本 アルティア社(チェコスロバキア・・・※当時)

タイトル

著者紹介
(それぞれの絵本の著者紹介のページを参照しています)

おはなし

 
『たんけんごっこ』
竹田裕子 文 
ヘレナ・ジェザーチョバー 作 
ルドルフ・ルケシュ 絵
1974年

ヘレナ・ジェザーチョバー・・・1920年プラハ生まれ。現在、チェコスロバキア放送局で子供向け番組を担当している。
(※当時)

ルドルフ・ルケシュ・・・1923年プラハ生まれ。絵本を多くかいている画家。
(※当時)

ふたごのきょうだい、ピーターとポールの、たんけんごっこのお話。ねむる前のひととき、ふたりの想像の中で、アフリカでのいさましい探検ごっこがふくらみます・・・。

 
『ちいさな青いとり』
竹田裕子・文 
ヨゼフ・フラバチ・絵
1976年

ヨゼフ・フラバチ・・・1922年チェコスロバキア生まれ。プラハの工芸学院で絵画科の教授をしている。絵本の絵を多くかいている画家。
(※当時)
あたらしい鳥の王さまを選ぶため、すべての鳥が鳥会議に集まることになりました。あおいはねのちいさな鳥も、会議に向かいましたが・・・。
宝箱も王子も姫も出てくる、昔話のようなお話。
 
『りこうなカラス』
赤松倭久子 文 
ベラ・ヘインゾバー 絵
1976年
ベラ・ヘインゾバー・・・1929年チェコスロバキア生まれ。絵本の絵を多くかいているかたわら児童マンガ映画の仕事もしている。
(※当時)
北極に住んでいた一話のりこうなカラスにまつわる昔話を集めた絵本。
・おひさまとおつきさまができたおはなし
・おひさまがみえなくなってしまったおはなし
・くまのしっぽがなくなったおはなし
・カラスがざりがにとおおかみをだましたおはなし
・カラスがけっこんしようとしたおはなし
 
『白いこうま』
ラジスラフ・ドゥボルスキー・文 
赤松倭久子・訳 
カレル・フランタ・絵
1976年

ラジスラフ・ドゥボルスキー・・・1931年チェコスロバキア生まれ。児童文学の作家として活躍。
(※当時)

カレル・フランタ・・・1928年チェコスロバキア生まれ。プラハの美術院卒業。絵本を多くかいている画家。
(※当時)

大金持ちでけちんぼうの男・アリザールが、大金持ちの娘・パガイナへの結婚の申し込みの贈り物に急遽仕立てあげたのは、馬車の先頭にいた白い子馬。馬に乗ったものの姿が見えなくなる魔法の子馬だと、パガイナをうまくだましたのですが・・・。
登場人物たちの衣装が、アラビアの昔話のような雰囲気の、痛快な物語。


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