■たちばなさきこさんの絵本
1960年大阪市生まれ。同志社女子大学家政学部卒業。作品に、『10ぴきのこぶた〜おやつだいすき〜』『おさるのおおきなきのおみせ』(以上チャイルド本社)、『どうぶつ村のごちそうごよみ・はる/なつ/あき/ふゆ(全4冊)』(あかね書房)オンライン書店ビーケーワン:どうぶつ村のごちそうごよみ はる(画像は、『どうぶつ村のごちそうごよみ はる』)などがある。京都市在住。
(『10ぴきこぶたのおかいもの』チャイルド本社 著者紹介 より)
『10ぴきこぶたのおかいもの』

 

『10ぴきこぶたのおかいもの』チャイルド本社

『10ぴきこぶたのおかいもの』
作・絵/たちばなさきこ
チャイルド本社
チャイルドブックアップル傑作選vol2−9
2004年

10ぴきこぶたのおかいもの。みんなそれぞれ何してる?
一場面で一ぴきずつ、特定のこぶたに注目したテキストと、10ぴき全部のこぶたのそれぞれを細やかに描きこんだイラストで、10ぴきのこぶたの個性と楽しいお買い物を描いた、心弾む絵本。

オンライン書店ビーケーワン:10ぴきこぶたのおかいもの

「みんなおかいものにいきますよー。」
「はーい。」「はーい。」・・・「・・・。」
おや、へんじをしないのだあれ?

おかあさんぶたと一緒におかいものに出かけた、10匹のこぶたの、さりげない個性を描いた物語。そっくりに見えても、10匹それぞれ、ちょっとずつ持ち味が違うのです。さあ、なぞなぞのようなテキストをてがかりに、軽やかに描きこまれたもりだくさんのページの中から、だれかさんを探し当てることができるかな?

おや、ハンカチをおとしたのだあれ?
おや、おかあさんにぴったりくっついてる子だあれ?

・・・

何人か探し出すうちに、テキストに描かれていないこぶたたちの個性も、だんだんわかってきて、なお楽しくなります。
一通り読み通したら、もう一度、お気に入りのこぶたの視点で、最初から最後まで読み直してみると、また新しい発見ができそう。動物たちの町の様子も、活気あふれていて、こちらまでうきうきしてくる感じです。

おかあさんとみんなで、ちょっとおめかしして、それぞれのお気に入りのものなども持って、お出かけするのも嬉しいし、そのお出かけのお買い物で、いろいろな店をみたり品物を見たりするのも、わくわくしてしまいますよね。
そんな華やぎが、もりだくさんでにぎやかなページからあふれでてくるような、楽しい絵本。

たちばなさきこさんの、軽やかなタッチで、いろいろなものを細やかに描きこんだ、魅力的なお買い物のイラストは、『おさるのおおきなきのおみせ』(チャイルド本社)オンライン書店ビーケーワン:おさるのおおきなきのおみせなどでも堪能できます。

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