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『パンタのパンの木』
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そがまいさく 小峰書店 2004年 |
サンサン村のパンタが植えた、不思議な五つのパンの木のお話。 本当に美味しそうなパンがなったと思ったら、次々にほしがる動物たちがやってきて・・・。
こんがりと渋いパンの色調でまとめられた、美味しそうなイラストがきれい。つやつやとしたパンのイラストや、整ったデザインをながめるのも楽しくて、本当にパンが食べたくなる絵本。
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サンサン村のパンタは、パンが大すき。 ある日、町に出たパンタは、みせさきで、『パンの木』というたねを見つけました。 「まさか、パンがなるわけないだろう。でも、なんだかおもしろそう」 パンタは、みせにのこっていた五つのたねを、ぜんぶかいました。 「パンの木パンの木、めをだしてね」 パンタがわくわくしながら、たねを一つ植えて、毎日水をやると、またたくまに芽が出て、木になって・・・、
パンタの植えて育てた、不思議な五つのパンの木のお話。 はじめのパンの木になったメロンパンは、カラスによこどりされ、次のクロワッサンは、イタチのおばあさんにあげることになって、その次は・・・と、なかなかパンの木のパンを、自分自身で食べることができないパンタの、楽しくてちょっとお気の毒な(?)、昔話のような物語。 繰り返しの展開にも、文章の端々にも、イラストのあちこちにも、昔話風のエッセンスがちりばめられていて、軽やかで華やかな雰囲気。 淡いセピア調のような、こんがりほかほかパンの色調でまとめられたパンのイラストが、本当にお洒落でおいしそうで、パンタといっしょに、思わずかじりたくなってしまいました。 登場人物の、アーモンドのようなぱっちりおめめも印象的。濃密に描きこまれた細部や、ページ全体の整った装飾もきれいで、すみずみまで絵本をながめる楽しみがあります。
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