| 初版 | 1989年 |
| タイトル | 『Die Geschichte vom Huhn und vom Ei 』 |
| テキスト≪シンプルに | James Krüss ◆くわしく |
| イラスト | Josef Palecek |
| 出版社 | Roman Kovar Verlag,München |
| 大きさなど※ | ハードカバー カラー、28p 約28.2*26.1センチ |
| 邦訳 | 未邦訳 「にわとりとたまごのおはなし」 |
| 英語版 | 『The Story of the Hen and the Egg 』 |
| 英語版出版社 | Gemstone Pr |
| 英語版大きさなど※ | 未読のため不明 |
□原書を見て
□表紙
迫力のある大型の絵本です。
表紙は、のびやかに大きくはっきりと描かれた、大きなお目目の赤いニワトリと、ニワトリのてのひら、というか、翼にちょこんとのっかってみつめている黄色いヒヨコの愛らしい美しいもの。
表紙、本文ともに、明るいくっきりとした色調と、メインを大きくはっきりと描かれたレイアウトがとても新鮮な感じがします。
□絵本を眺めて
本文は、はりねずみ、あひる、こうのとり、わに、しましまのへびなどの動物たちが、それぞれ一場面ずつ、見開き2ページにわたって大きく取り上げられている迫力と魅力いっぱいのイラストです。
テキストの文字数も少なくフォントも大きめで、短めの文章、のようなので、小さい子向けの科学絵本かもしれません。読めないのがとてもかなしいです･･･。
それぞれの見開きのかたすみに、表紙の赤いにわとりや、ひよこが登場していて(していないページもありますが)、何かお話、あるいは説明しているのでしょうか。たまごから生まれる生き物たち、について解説しているのかもしれません。
しましまうろこのさかなも、しましまのへぴも、ヨゼフ・パレチェクさんならではの情熱的で色鮮やかな配色でましまし、じゃなかったますます素敵(笑)。
