***ヨゼフ・パレチェクさんの作品一覧表の見方***最初にクリックしてご覧ください。 |
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大きさなど※は、私物を参考にはかったものです。ページ数表記のないものが多く、本文イラストのページを主として数えていますが、数え方によっては誤差もありますことをご了承ください。測り方による多少の誤差もご了承ください。 アマゾン洋書※は、2006年2月時点の検索結果に基づいています。古いものは詳細不明であるものも多く、また再版や、ペーパーバック版は、初版の版元と異なる場合も多いようです。 |
基本的にドイツ語、英語の洋書を、個人的に入手できたものに限り一覧表にしていますので、本国チェコの本など、すべてを網羅しているわけではありません。 また、チェコ語のフォントにつきましては、正しいフォント表記ではありません。ご了承ください。 引き続き探求中ですので、間違い指摘、訂正、追加、新情報などなどいただけましたらとても嬉しいです。 |
□1985年『Das Lied vom Apfelbaum.』***未邦訳「りんごのきのうた」 |
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□原書を見て □裏表紙と表紙 『◇マミンカ 』(恒文社品切れ)のヤロスラフ・サイフェルトさんの詩に、ヨゼフ・パレチェクさんがイラストを添えたもの。しかも、裏表紙には、お二人の貴重なお写真が!
↑表紙のイメージはこんな感じでしょうか・・・ 表紙は、オレンジ色を基調とした美しいのどかな町の風景。手前に目をつむってさえずる2羽の鳥が、花咲くリンゴの枝に止まっていて、1羽は黒に、紫の水玉模様、1羽はパレチェクさんカラーの斜めのしましま模様。で、その後ろを、バイオリンケース(?)を携えた帽子の男の子が、反対の手にリンゴをもってとことこ歩いているイラスト。 □絵本を眺めて 内容は・・・、リンゴの木の一年を丹念に追った物語、なのでしょうか。花のみつをあつめるハチが登場したり、鳥が巣を作ったり。 表紙の男の子のお母さんなのでしょうか、おなかのなかに赤ちゃんを宿しているようで、リンゴの木で季節を追いながら、やがて家族のもとに赤ちゃんがやってくる幸せな一場面も盛り込まれています。 細やかに丁寧に描きこまれた鳥や花びらや雪の結晶のひとつひとつまでも、パレチェクさんのこの作品に対する情熱が伝わってくるような、みずみずしい魅力あふれる絵本。
↑テキストのあるページのイメージはこんな感じでしょうか・・・ ぜひぜひぜひぜひ、邦訳の出版をお願いいたします!この美しさは末永く宝物になるはず。 □版元について なお、『Das Lied vom Apfelbaum.』は版元とドイツ語訳文の違う2種類の絵本が同時(1985年)に出版されていたようです。 □bohem press社版(原書) 原書となるのはbohem press社のもののようで、こちらのドイツ語訳はKurt Baumanさん。Kurt Baumanさんは、1972年にもパレチェクさんとコンビで『Drei Könige◆』を出版しています。 bohem press社はもともとチェコとつながりのある国際的な出版社のようなのですが、詳しくはわかりません。どなたかご存知の方教えてくださいませ。 その他には、 『Piccoli concerti della sera◆』 ![]() 原書『Piccoli concerti della sera◆』Quadragon srl,Milano,Italy1980年 邦訳『ちいさなよるのおんがくかい』 フレーベル館、1981年、品切れ 『ソリマンのおひめさま◆』のドイツ語版『Die Prinzessin von Solimanien◆』を、1984年に、出版しています。 □Herder&Co.,Wien社版 もう一冊の『Das Lied vom Apfelbaum.』は、版元がHerder&Co.,Wien社とあります(原書表記はbohem press社とあります)。ドイツ語が読めないので詳細不明なのですが、ドイツ語訳者と思われるお名前が、Hilegard Grunholz-Schwarzkopf、とあります。 タイトル、イラストはまったく同じですが、ドイツ語訳詩が異なるようです。 bohem press社とは関連があるのか、1984年にもやはり『ソリマンのおひめさま』のドイツ語版『Die Prinzessin von Solimanien』をbohem press社とともに出版しています(↑上記参照)。また、この版元Herder&Co.,Wien社は、1988年『Der große Bär und der kleine Bär.◆』の版元の一つ・Verlag Herder KG Feriburg im Breisau 社と関連があるかもしれませんが、詳細不明。 |
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