***ヨゼフ・パレチェクさんの作品一覧表の見方***最初にクリックしてご覧ください。 |
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大きさなど※は、私物を参考にはかったものです。ページ数表記のないものが多く、本文イラストのページを主として数えていますが、数え方によっては誤差もありますことをご了承ください。測り方による多少の誤差もご了承ください。 アマゾン洋書※は、2006年2月時点の検索結果に基づいています。古いものは詳細不明であるものも多く、また再版や、ペーパーバック版は、初版の版元と異なる場合も多いようです。 |
基本的にドイツ語、英語の洋書を、個人的に入手できたものに限り一覧表にしていますので、本国チェコの本など、すべてを網羅しているわけではありません。 また、チェコ語のフォントにつきましては、正しいフォント表記ではありません。ご了承ください。 引き続き探求中ですので、間違い指摘、訂正、追加、新情報などなどいただけましたらとても嬉しいです。 |
□1982年『Sylvia und der Wunderbaum』***未邦訳「シルビアと不思議な木」 |
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□原書を見て □表紙
↑しましまのイメージはこんな感じでしょうか・・・ さわやかな青と白の縦じまの大きなリボンで髪をポニーテールに結った、可愛い少女・Sylviaが主人公の物語です。リボンは縦じまですが、お洋服のシャツは青と白の横じまで、なんだかとってもお洒落です。 表紙はそのシルビアと、白い愛らしいねこが、さくらんぼのたわわに実った不思議な魅力的な模様の木のこずえから顔をのぞかせ、片手をあげて、ハーイ、と、にっこりしているようなイラストです。 □●物語 この不思議な木というのは、どうやらシルビアの家の庭のさくらんぼの木のことのようで、シルビアやお父さんが水をやったりして大切にお世話をしています。 さくらんぼの木の秘密は何なのか、語学力不足でわからないのが悲しいのですが、近所の子どもたちがさくらんぼの収穫を手伝いにくるのをはじめとして、口ひげの紳士が国際色豊かな部下の者たちをひきつれてリムジンらしき車でのりつけるあたりから物語がどんどん展開し、不思議の木めぐりツアーか何かの旅行客までかけつけるありさまとなり、すっかり有名になってしまいます。 さらに、(たぶん口ひげの紳士の指図する)トラックやハシゴ車なども駆けつけて、なにやら騒々しくなってきて・・・。 ヨゼフ・パレチェクさんならではの色彩豊かで濃密なタッチはここでも本当に美しく、1970年代よりもよりくっきりと明るく澄んだ色調になっているように思います。 さくらんぼの木の少し渋い黄緑色やさくらんぼの赤など、オレンジ系のイメージの色使いの中で、シルビアのリボンやお洋服の青色は、とても効果的な指し色になっているように思えます。 眺めているだけで元気になり、喜びがあふれてくるようなチャーミングな絵本です。 ヨゼフ・パレチェクさんの描く一本の木の美しいモチーフは、オリジナルポストカードの一枚「DAREK-a」にも見ることができます。詳しくはこちら◆。 テキストのLorenz Elfriedeさんは、アマゾン洋書で検索してもわからなかったのですが、アマゾンドイツなどで検索すると、『Anders geht es auch』1982年などの作品があるようです。 |
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