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大きさなど※は、私物を参考にはかったものです。ページ数表記のないものが多く、本文イラストのページを主として数えていますが、数え方によっては誤差もありますことをご了承ください。測り方による多少の誤差もご了承ください。 アマゾン洋書※は、2006年2月時点の検索結果に基づいています。古いものは詳細不明であるものも多く、また再版や、ペーパーバック版は、初版の版元と異なる場合も多いようです。 |
基本的にドイツ語、英語の洋書を、個人的に入手できたものに限り一覧表にしていますので、本国チェコの本など、すべてを網羅しているわけではありません。 また、チェコ語のフォントにつきましては、正しいフォント表記ではありません。ご了承ください。 引き続き探求中ですので、間違い指摘、訂正、追加、新情報などなどいただけましたらとても嬉しいです。 |
■1981年『La petite ondin』***邦訳『人魚ひめ』 |
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■原書を探して 『人魚ひめ』は、原書を一度も見たことがなかったので、ぜひともこの目でその美しさを確かめてみたい待望の1冊でした。 原書は『La petite ondin』Nord-Sud Verlag,Switzerland in 1981 とあります。 ■邦訳を読んで ![]() ページ数が、普通の絵本に多い32ページよりもさらに多い、約40ページであることは、アマゾン洋書の検索などで知り、かなり挿絵にお力を注がれた作品なのでは、と、想像していたのですが、邦訳の『人魚ひめ』のページ数も40ページ!
↑テキストページのイメージはこんな感じでしょうか・・・ そして、左側のページのテキストのレイアウトを見て驚きました。
■表紙から裏表紙まで 裏表紙にも、本文扉絵にも描かれ、表紙で人魚姫が指に持っている赤い花は、大きさや色を変えて、くりかえし本文のイラストの中にさりげなく登場しています。時に海にうつる太陽の影として、時に人魚姫の願いの象徴として、時に人魚姫のはかなさそのものとして・・・など、さまざまな解釈のできる、とても奥深いモチーフの一つとして、そっと登場しているように思います。このあたりの物語性も、パレチェクさんならではのひそやかなプレゼントですよね! 海から離れたチェコの、パレチェクさんから贈られた、豊かな海の香りにおいたつ繊細で切ない珠玉の絵本(※)。 |
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