***ヨゼフ・パレチェクさんの作品一覧表の見方***最初にクリックしてご覧ください。 |
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大きさなど※は、私物を参考にはかったものです。ページ数表記のないものが多く、本文イラストのページを主として数えていますが、数え方によっては誤差もありますことをご了承ください。測り方による多少の誤差もご了承ください。 アマゾン洋書※は、2006年2月時点の検索結果に基づいています。古いものは詳細不明であるものも多く、また再版や、ペーパーバック版は、初版の版元と異なる場合も多いようです。 |
基本的にドイツ語、英語の洋書を、個人的に入手できたものに限り一覧表にしていますので、本国チェコの本など、すべてを網羅しているわけではありません。 また、チェコ語のフォントにつきましては、正しいフォント表記ではありません。ご了承ください。 引き続き探求中ですので、間違い指摘、訂正、追加、新情報などなどいただけましたらとても嬉しいです。 |
□1974年『Der lustige Mann』***未邦訳「しあわせぼうや」 |
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□原書を見て(眺めて) □表紙 タイトルの英語直訳は、「The merry man」となるようです。 本文はカラーと白黒の交互に編まれた構成。 この時期のJungbrunnen社のヨゼフ・パレチェクさんの絵本の表紙装丁に多く見られる、額におさめられた絵のような、三重の枠組みの中のすっきりと白い地に、大きな楽器のホルン(かな?)を、にっこりと吹きながら、赤い帽子の可愛いぼうやが立っています。
枠はこんな雰囲気でしょうか???。 どこか幾何学的でころんとしたぼうやは、白い衿にカラフルなチェックのお洋服を着ていて、ロボットのような、お人形のような不思議な雰囲気。 裏表紙では、真ん中の丸い囲み枠の中で、青い椅子にすわったおひげのおじさんが、お人形のように小さな愛らしいぼうやを腕にのせて、ほほえんでいます。 このホルンは、絵描きのおじさんのもののようで、最初のページはホルンのさりげなく置いてある、絵描きのおじさんのアトリエの風景から始まっています。 □物語 もしかすると、ヨゼフ・パレチェクさんのアトリエはこんな感じかしらと思われるような、光と色と絵にあふれた魅力的なアトリエ! その壁に貼られている、たくさんの色鮮やかな絵が、たぶん物語のポイント、ぼうやの活躍の場だと思われます。 そもそも、お人形のように小さなぼうやも、もとは絵描きさんの描いた絵の中のぼうやだったと思われます。そのぼうやが元気よく絵から飛び出して、絵描きさんの描いた作品たちの中を、つぎつぎと旅して・・・という物語ではないでしょうか。 ぼうやがやってくると、魔法のように、絵の中の世界に不思議なことがおきて・・・。 パレチェクさんの絵本によく登場する、桃色のポピーのような花も、真ん丸黄色の太陽も、色とりどりのしましまのの三角ぼうしをかぶった桃色の三日月さんも、鳥かごにはいった目覚まし時計も、みんな登場する贅沢さです。 邦訳、ぜひとも切望!
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