***ヨゼフ・パレチェクさんの作品一覧表の見方***最初にクリックしてご覧ください。 |
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大きさなど※は、私物を参考にはかったものです。ページ数表記のないものが多く、本文イラストのページを主として数えていますが、数え方によっては誤差もありますことをご了承ください。測り方による多少の誤差もご了承ください。 アマゾン洋書※は、2006年2月時点の検索結果に基づいています。古いものは詳細不明であるものも多く、また再版や、ペーパーバック版は、初版の版元と異なる場合も多いようです。 |
基本的にドイツ語、英語の洋書を、個人的に入手できたものに限り一覧表にしていますので、本国チェコの本など、すべてを網羅しているわけではありません。 また、チェコ語のフォントにつきましては、正しいフォント表記ではありません。ご了承ください。 引き続き探求中ですので、間違い指摘、訂正、追加、新情報などなどいただけましたらとても嬉しいです。 |
ヨゼフ・パレチェクさんがイラストを添えた、テキストチェコ語の詩集・小さなお話集 たち*** その他にも、チェコの子どもたちの教科書の挿絵なども手がけていらしゃるそうです! |
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1972 | 『ZA POHADKOU POHADKA Z KOUZELNEHO KUKATKA』 |
1985 | 『Klic od kralovstvi』 |
2003 | 『usmevavy svet cesti basnici detem』 |
参照;テキストドイツ語の詩集たち*** チェコでの発売もあったのかもしれませんが、不明。( ) は、テキストが一人の作家による詩集です。 |
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(1974) | 『Mein Kindchen, das bleibt mein.◆』(Lotte Huwe) |
(1980) | ■『Piccoli concerti della sera◆』(Libuse Paleckova)![]() |
1988 | 『Alles Gute◆』 |
□1972年『ZA POHADKOU POHADKA Z KOUZELNEHO KUKATKA』***未邦訳 いろいろな作家のおはなし詩集 |
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□原書を見て 紫色の七つの首のドラゴンの表紙です。 白い布張りに、金色の鳥の型押しと、かっちりした装丁で、チェコの絵本文化の伝統を感じます。 本文は・・・とてもたくさんの作家による、たくさんの詩がおさめられています。
・・・ フランチシェク・フルビーンさんの詩の中には、『◇ひよことむぎばたけ』(邦訳は偕成社、品切れ)ではないかなと思われる作品がありました。パレチェクさんがひよことにわとりのイラストを添えています。 サムイル・マルシャークさんの詩の中には、「ばかなこねずみ」(邦訳は『◇どうぶつのこどもたち』(岩波書店、品切れ、の中に収録など)と思われる作品もありました。 コルネイ・チュコフスキーさんの詩の挿絵で、ぞうさんが電話をしている楽しいカットがあるのですが、もしかすると「でんわ」の詩では!(邦訳では、『◇アいたた先生』(理論社、品切れ、の中に収録など) ほかにも、 |
□1985年『Klic od kralovstvi』***未邦訳 世界の子どものうた、詩を集めた本 |
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□原書を見て □表紙 表紙カバーは、オレンジ色を基調とした、色鮮やかでにぎやかな町が、白の地の真ん中に描かれています。 町の上には淡い虹。 お城のある町のあちこちには、不思議な登場人物がいっぱい。大きな鶏にまたがった男の人、鶏のような身体に、犬の頭をもって歩く鳥(?)、背中の翼で空をとぶ牛、鳥かごの中で眼を閉じて歌っているような魚・・・。 美しいイラストに導かれて、ここは夢の国なのかも! そして、表紙カバーをはずすと、金色の大きな鍵を持った王様のイラスト。赤いガウン、白い髪と白いひげ、金色の冠、横顔で後ろを見ながら、どこかへ歩いているイラストです。 表紙カバーの裏面は、『Däumelinchen◆』のような赤い花の中に、目をつむっておやゆびをしゃぷっている可愛い幼児のイラスト。冠をかぶっていて、首からはペンダントのようにおしゃぶりをさげています。花の中のいすに腰掛けているところなのかしら。![]() 原書『Däumelinchen』Nord-süd Verlag1976年 邦訳『おやゆびひめ』プロジェクト・アノ、2005年
□本文を見て ぎっしりと夢がつまったおもちゃばこのような表紙をめくると、本文にもカラフルなイラストがいっぱい! 1980年代の、クリアで、鮮やかなタッチの美しいイラストが、本当にたっぷりと楽しめます。 本文は・・・とても短い詩、でしょうか。 この一冊に、世界の子どものうた、詩がぎゅっとつまっているような、美しさのきわだつ一冊です。 なお、テキストのJosef Bruknerさんは、上記『ZA POHADKOU POHADKA Z KOUZELNEHO KUKATKA▲』にも、作品がおさめられています。 |
□2003年『usmevavy svet cesti basnici detem』***未邦訳 6人の詩集 |
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□原書を見て □表紙 母ねこのおなかにくるまるように寄り添うこねこと、愛らしい青い母ねこが、タイトル文字の上部に、ちょこんとまあるくなっています。学研ワールド絵本の『The Little Black White Cat◆』の可愛いねこのような、夜の青や藍色を用いた、どこか神秘的なねこのモチーフも、くりかえしパレチェクさんの絵本に登場する美しいモチーフ。 タイトル文字の下には、虹の断片。その下を元気よく歩く動物たちは、おなじみの愛らしさ、にぎやかさ。 裏表紙は、片手に一輪の花をかかげるおひさまと、そのかたわらにバイオリンをかなでる虫(『Piccoli concerti della sera◆』でも登場するあの虫のモチーフに似ています)、絵本の説明と思われるテキストを中央にはさんで、その下には、縞々のとんがり帽子をかぶったような、薄紫色に染まる三日月さま。 ![]() 原書『Piccoli concerti della sera』Quadragon srl,Milano,Italy1980年 邦訳『ちいさなよるのおんがくかい』 フレーベル館、1981年、品切れ ここでもまたたくさんの魅力的なモチーフたちに出会えました。
□本文を見て 6人の作家の短い詩、うた、を、「おかあさん」、「春から冬まで」、「おやすみなさいのうた」など、いくつかのテーマごとにまとめたものに、ヨゼフ・パレチェクさんがたくさんの華やかなイラストを添えたもの、のようです(推定)。
6人の作家は、 きっと、チェコの子どもたちに長く愛され続けているテキストなのでしょうね! |
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