***ヨゼフ・パレチェクさんの作品一覧表の見方***最初にクリックしてご覧ください。 |
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大きさなど※は、私物を参考にはかったものです。ページ数表記のないものが多く、本文イラストのページを主として数えていますが、数え方によっては誤差もありますことをご了承ください。測り方による多少の誤差もご了承ください。 アマゾン洋書※は、2006年2月時点の検索結果に基づいています。古いものは詳細不明であるものも多く、また再版や、ペーパーバック版は、初版の版元と異なる場合も多いようです。 |
基本的にドイツ語、英語の洋書を、個人的に入手できたものに限り一覧表にしていますので、本国チェコの本など、すべてを網羅しているわけではありません。 また、チェコ語のフォントにつきましては、正しいフォント表記ではありません。ご了承ください。 引き続き探求中ですので、間違い指摘、訂正、追加、新情報などなどいただけましたらとても嬉しいです。 |
□1965年『O Upovidanem Brankari』***未邦訳 |
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■原書を見て CEDOKさんのHPで拝見しました。 赤、青、からしいろ、黒の、4色が華やかで、とても美しい感じです。 |
□1966年『Solche Leute mag ich nicht. 』***未邦訳「みんな大嫌い」 |
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□原書を見て □表紙 1966年『Solche Leute mag ich nicht.』。 英語直訳タイトルは 「I do not like such people.」 なんだか意味深ですね…何があったのかしら。 オレンジと黒の2色のシンプルで、モダンな表紙は、もしかするとすぐには、パレチェクさんのものだとわからないかもしれません。1970年代以降の、邦訳絵本で見たような色彩豊かで幻想的なパレチェクさんの画風とは一味違う、シンプルで大胆なブックデザイン、チェコ・アートのアバンギャルドを思わせる表紙。 タイトルも作者の名前のレイアウトもアートの一部に組み込まれているような粋な表紙で、5人のなにやら困り顔の大人が、ずらりと縦にならびます。本の向きをくるりと縦にして、背表紙を中心に広げると、表表紙・裏表紙で、5人の男女が思い思いに立ち尽くしている光景がうかぶ仕組み。 児童書のようで、本文中のイラストはすべて白黒。輪郭線のしっかりした線画に、スパッタリングが、エアブラシを用いたような模様をコラージュのようにちりばめたりするなど、メリハリの利いた、楽しくてのびやかなタッチ※は、このときからすでにパレチェクさんならではのもの。 テキストの作者Ferra-Mikura, Vera |
□1967年『Nona und die 33 Drillinge.』***未邦訳「ノナのおはなし」 |
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□原書を見て 1967年、『Nona und die 33 Drillinge.』 。 152ページの児童書です。 表題のお話と、「Lieschen Pfennig und die 12 Friseure」というお話(続編?)の2話がおさめられているようです。 カラーは表紙・裏表紙のみ、本文は白黒。 □表紙 表紙は、緑のペンキで汚された(?)木の塀の上から、大きなリボンで髪をおさげに結った目の大きな女の子が、くちびるに指を一本あてて、「しぃー」と、言っているみたいなイラスト。 塀の上部にはさかさまの黄緑の手形がぺたぺた、女の子の顔にも手にも、緑色のペンキの跳ね返りの後があるので、オイタをしたのはこのこかな? でも、裏表紙の塀のかげから顔をのぞかせる、ワンちゃんのあんよも、緑です。ぽたぽた、ペンキがたれてます。 この犬と、女の子が主人公で、仲間たちとあれこれ活躍するお話だと、思うのですが、・・・ドイツ語が読めないので、不明。悲しいかな。 |
□1969年『Seltsame Geschichten von Räubern und Polizisten, Briefträgern und Prinzessinnen, Drachen und anderen Tieren.』 |
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□原書を見て 1969年、『Seltsame Geschichten von Räubern und Polizisten, Briefträgern und Prinzessinnen, Drachen und anderen Tieren.』 。 タイトルの英語直訳は 「Strange stories of robbers and policemen, postmen and princesses, kites and other animals. 」 となるようです。つまり、カレル・チャペックさんの「9編の童話」; 邦訳『カレル・チャペック童話全集』(青土社、チェコ語からの完全邦訳!) ![]() ![]() ・第二の盗賊の童話 ・とってもながーいお巡りさんの童話 ・郵便やさんの童話 ・お犬さんの童話 ・とってもながーい猫ちゃんの童話 ・小鳥ちゃんの童話 (『Seltsame Geschichten ・・・』本文掲載順。邦訳タイトルは、田才益夫さん訳の『カレル・チャペック童話全集』(青土社)の目次タイトルに基づきました。くわしくは◆こちら)。 イラストから推定するに(ドイツ語が読めないので・・・)、この中には『ソリマンのおひめさま◆』(1980年)は含まれていないと思われます。 □表紙 紺色の制服を着た郵便やさんが、肩にかけたかばんからハートの模様の切手の(あて先真っ白な)お手紙を取り出している素敵な表紙。 裏表紙は猫ちゃん。 □裏表紙
↑ 児童書で、カラーイラストは表紙と裏表紙のみ、本文はすべて白黒の線画のイラスト。 原題が『Devatero Pohadek』とあり、コピーライトにAtrium Verlag, AG.,Zürichと記載があるのですが、ドイツ語訳の版権のことだと推定。これは、『ソリマンのおひめさま』のドイツ語版の、『Die Prinzessin von Solimanien◆』(1984年)の記載と同じです。 |
□1969年『PEJSKOVY POHADKY』***未邦訳 |
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□原書を見て CEDOKさんのHPで拝見しました。ズデニェク・アドラが書く犬の物語だそうです。愛らしい茶色い犬の表紙。 犬の背中のチェック、というのか、四角い幾何学模様は、初期の他の作品のモチーフにも幾度か見られます。 温かで愛らしいタッチは、すでにこの作品の中にも花開いているようです。 チェコ絵本満載のCEDOKさんのHPは◇こちらへ |
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