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さむいさむいふゆのよる、しずかにゆきのおうまがやってきます。 みんなが眠っている間に、ゆきのおうまは森を町をかけまわり、つぎつぎとゆきのおふとんをかけ、朝には一面の雪化粧。 森からやってきた、おなかをすかせた小さな動物たちが、ヤクブにいろいろおしゃべりをします。 「あのね、きのうはたいへんだったんだよ・・・」

豊かで厳しい冬の自然を幻想的にドラマチックに描きながら、あたたかなまなざしで、ヤクブ少年と小さな生き物たち、そして少女エリシュカとの交流を見つめています。 満天の星空のようにちりばめられた雪をまといながら、かげろうのようにゆらゆらと、そして気高く光臨するゆきのおうまの、澄んだ瞳の、無垢なこと、誇り高きこと。 息も凍りつくほど寒い日に、心の真ん中がすうっと心地よく冷えて、しゃんとする、あの透き通った気持が、結晶になったような美しい絵本です。
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ドイツ語版は、 『Mischa und das weisse Pferd.』 Dausien, Hanau
このほかに、訳文(テキスト)とタイトルの異なる別の絵本 『Das Schneepferd』 Altberliner Verlag, Berlin/ DDR,1986もあったようです。 余談ですが、邦訳とドイツ版では仕上がりの色合いが少し異なっています。
↑『Mischa und das weisse Pferd (ペーパーバック)』 Dausien Werner (1996/09)
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