『ゆきのおうま』


ゆきのおうま
ミレナ・ルケショバーぶん
ヤン・クドゥラーチェクえ
ちのえいいちやく
ほるぷ出版
1984年
品切れ
原書『Bila zima』
Albatros,Praha,1978

さむいさむいふゆのよる、しずかにゆきのおうまがやってきます。
みんなが眠っている間に、ゆきのおうまは森を町をかけまわり、つぎつぎとゆきのおふとんをかけ、朝には一面の雪化粧。
森からやってきた、おなかをすかせた小さな動物たちが、ヤクブにいろいろおしゃべりをします。
「あのね、きのうはたいへんだったんだよ・・・」

『ゆきのおうま』

豊かで厳しい冬の自然を幻想的にドラマチックに描きながら、あたたかなまなざしで、ヤクブ少年と小さな生き物たち、そして少女エリシュカとの交流を見つめています。
満天の星空のようにちりばめられた雪をまといながら、かげろうのようにゆらゆらと、そして気高く光臨するゆきのおうまの、澄んだ瞳の、無垢なこと、誇り高きこと。
息も凍りつくほど寒い日に、心の真ん中がすうっと心地よく冷えて、しゃんとする、あの透き通った気持が、結晶になったような美しい絵本です。

ドイツ語版は、
Mischa und das weisse Pferd.
Dausien, Hanau

このほかに、訳文(テキスト)とタイトルの異なる別の絵本
Das Schneepferd
Altberliner Verlag, Berlin/ DDR,1986もあったようです。
余談ですが、邦訳とドイツ版では仕上がりの色合いが少し異なっています。

↑『Mischa und
das weisse Pferd
(ペーパーバック)』
Dausien Werner
(1996/09)

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