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おんなのこがだあれもいないみちをあるいていると、 ぽつん! あめにであいました。 うちにいらっしゃい、と、おんなのこは言ったのに、 ぱたん! 家の扉が閉まって、ちっちゃなあめはおいてきぼり。 かなしくなって、おおきなおめめからしとしとなみだをこぼしながら、あめはおんなのこを探し始めました・・・。
ヤン・クドゥラーチェクさんの描くこぼれそうに大きなお目目のちっちゃな雨。そのしずくの一粒一粒の繊細な色の重なりとリズムが、プリズムのように、幻想的な世界を垣間見せてくれるようです。
しっとりと静かに、しとしとと情熱的に、こんなにはかなく、こんなに清らかで、こんなにまっすぐで、こんなに幸せな雨を他に知りません。 美しい雨と女の子の愛らしいピュアな物語に、心がさらさらとうるおされ、いつしか光のシャワーで満たされていくような、すがすがしくそしてどこか切ないとっておきの絵本。
心の空がもしも曇ったら、こんな雨を降らせてみたい。
雨が降ると身近な自然がどうなるのかも、そっと細やかに描かれているので、現実の雨さえ楽しくなるかも。

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ドイツ語版は、 『Katrinchen und der Regen. 』 VERLAG WERNER ・DAUSIEN HANAU/M 1978
このほかに、訳文(テキスト)とタイトルの異なる 『Das Madchen und der Regen』 Altberliner Verlag,Berlin 1984という絵本もあったようです。 英語版は、『The little girl and the rain』 Holt, Rinehart and Winston,1978
↑ 『Katrinchen und der Regen (ペーパーバック)』 Dausien Werner (1999/02) ドイツ語版
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