『ほいくえんなんて いきたくない (エミーちゃんシリーズ7)』 グニラ・ボルデさく たかむらきみこやく 偕成社 1977年 品切れ
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エミーはほいくえんにはいることになりました。 「ほいくえんなんていきたくないなあ。」 だって、しらないこたちがじろじろみるんですもの。 ・・・
保育園って、どんなところかな。期待と不安、とまどいとはずかしさで、エミーちゃんはだまりこくってしまいます。 でもね、エミーちゃんの名前がわりの目印マークは、「にんじん」マークなんだって。
小さな弟と一緒に、初めて保育園にいくことになったエミーちゃんの、ゆれる心の軌跡を丁寧に描いた絵本。 エミーちゃんの心のほぐれていく様子や、おともだちとの交流が、ほほえましく描かれています。 これから入園する子のバイブルになりそう。 原書コピーライト1976年。 たくさんのお友だちでにぎやかな絵も、すっかりこなれて、完成度の高い作品の一つですよね。
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